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次世代自動車用語集 な行・用語解説

次世代自動車の関連用語について解説します。

ニッケル水素電池
二次電池(充放電可能な電池のこと)の一種で、正極に水酸化ニッケル、負極に水素吸蔵合金、電解液に濃水酸化カリウム水溶液 を用いたもの。従来のニッケル・カドミウム電池より電気容量が大きいが、より大きな電気容量のリチウムイオン電池の登場により、代替が進んでいる。
燃料電池
水の電気分解の逆のメ カニズムの化学反応によって電気を発生させる電池の一種。通常の電池と異なり、水素など燃料を供給し続ければ、電気を発生させ続けることができる。Fuel Cell。
燃料電池自動車(FCV)
燃料電池を搭載した電気自動車のこと(Fuel Cell Vehicle)。ガソリン駆動車に比べてエネルギー効率が高いのが特徴。排出されるのは水だけで、CO2やNOx、SOxなどの温室効果ガス・大気汚染物質が排出されないため、「究極のエコカー」とも言われている。FCV(Fuel Cell Vehicle)、またはFCEV(Fuel Cell Electric Vehicle)と略される。
燃費
燃料1リットルで車が何キロ走行できるのかを数値で表したもの。燃料消費率の略。燃費には、 ”カタログ燃費”と”実走行燃費”の2通りがある。前者は、自動車の燃費性能を測ることを目的、一定の走行パターンや条件下で計測した値。日本では” 10・15モード燃費”や”JC08モード燃費”などがある。後者は、実際に走行した値であり、同じ車でも運転の仕方や渋滞状況など、利用環境によって値は様々となる。
燃費基準
燃費性能のよい自動車を普及させるため、同じ走行条件で自動車の燃費を測定し、車種、燃料種別、車両重量区分別に燃費目標基準値を定めたもの。燃費基準達成車の早期普及を図るため、エコカー減税等、達成車への税の減免等の措置を講じている。