Home > クリーンエネルギー自動車AtoZ > クリーンエネルギー自動車とは?
電気自動車は、外部電源から車載のバッテリーに充電した電気を用いて、電動モーターを動力源として走行するクルマです。ガソリンを使用しないため、走行時のCO2排出量はゼロ。これからの時代における重要なエコカーになっていくでしょう。
電気自動車とハイブリッド自動車の長所を合わせて進化させたクルマです。充電することもでき、その電気を使い切っても、そのままハイブリッド自動車として走行することができるため、電池切れの心配がありません。近距離からロングドライブまで安心してお乗りいただけます。
水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を作る「燃料電池」を搭載し、そこで作られた電気を動力源としてモーターで走行するクルマ。燃料となる水素は多種多様な原料から作ることができます。走行中に排出されるのは、水のみでCO2の排出はゼロ。
ガソリンより価格の安い軽油を燃料として使用するクルマです。技術革新により、粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)などの排出量も少なくなり、排ガスはクリーンに。ガソリン車と比較して約30%燃費効率が良く、CO2の排出量が少ないうえ、力強い加速も魅力です。
○エンジンがないので、騒音・振動が少ない
○モーター駆動による走行のため、発進は力強く加速もスムーズ
○航続距離【一充電走行距離】
EV ▶150~650km程度
※2020年度末時点のCEV補助対象車両のデータより(JC08、WLTCモードが混在)。
○充電時間は、急速充電器なら約30~60分で80%の充電が可能
○停電時に家電製品等に電気を供給する機能等、電源としての利用が可能な車種がある
○電気で走るので走行中はCO2や有害ガスなどを含んだ排気ガスが出ない
○エネルギー源の多様化に貢献
○外部から充電できるハイブリッド自動車(HV)で、EVモード、HVモードでも走行できる
【電気だけでの走行可能距離(充電電力使用時走行距離)】
PHV ▶40~300km程度
※2020年度末時点のCEV補助対象車両のデータより(JC08、WLTCモードが混在)。
○停電時に家電製品等に電気を供給する機能等、電源としての利用が可能な車種がある
○外部から充電した電力を上手に使いEVモードでの走行を多くすることで、ガソリンの消費量を抑え、CO2排出量を削減できる
○水素と酸素の化学反応によって作られる電気を使用してモーターで走行するので、音や振動が小さく、発進は力強く加速もスムーズ
○航続距離【一充填走行距離】
FCV ▶750~800km程度
※2020年度末時点のCEV補助対象車両のデータより(JC08、WLTCモードが混在)。
○充填時間は、約3分程度(トヨタMIRAI、ホンダ CLARITY FUEL CELL)
○停電時に家電製品等に電気を供給する機能等、電源としての利用が可能な車種がある
○走行中に排出するのは水素と酸素の化学反応で作られる水だけ
○エネルギー源の多様化に貢献
○同排気量のガソリン車に比べ力強い加速を得られる
○エンジン音の静粛性も増している
○ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べて燃焼効率が高く、CO2排出量を削減できる
○排気ガスに含まれるNOxやススの浄化処理技術も進化し、その排出量も大幅に少なくなっている
「電気を利用して走行」する電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)そしてハイブリッド自動車(HV)、どこが違うの?
電気自動車(EV) | プラグインハイブリッド自動車 (PHV・PHEV)※1 |
ハイブリッド自動車 (HV・HEV)※1 |
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燃料 | 電力 | 電力+ガソリン | ガソリン |
燃料供給方法 | ![]() |
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基本的な構造例 (イメージ) |
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バッテリー容量※2 | 大(約30倍) | 中(約10倍) | 小(ベース) |
説明 |
EVはクルマに搭載した大容量バッテリーに車外から充電し、その充電された電気のみで走ります。 |
HEVと同様にガソリンエンジンに加えてモーター・バッテリーを搭載していますが、バッテリーはHEVに比べ大容量で、EVと同様に車外から充電できます。 |
ハイブリッド自動車は「2つの動力源」で走行するクルマです。 |
※1 HVとHEV、PHVとPHEVは同じ。
※2 2020年時点での、代表的なEV、PHV、HVのデータを元にNEVにて算出。
日本国内の電気自動車等の保有台数・販売台数について、過去6年間のデータが下記リンクからご覧いただけます。