平成26年度補正「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の概要

1. 制度の目的

この補助事業は、燃料電池自動車に水素を供給する設備の整備を進めることにより、燃料電池自動車の普及による早期の自立的な市場を確立し、内外の経済的社会的環境に応じた安定的かつ適切なエネルギー需給構造の構築に資するとともに、関連産業の振興や雇用創出を図ることを目的としています。

2. 補助対象

法人及び個人事業者(地方公共団体及び地方公共団体が出資する法人を含む。連名を含む)が、燃料電池自動車等に燃料として水素を供給するために必要な設備の整備費用の一部を補助するものです。

3. 申請受付期間

以下は、申請額が予算額に達したため受付を終了しました。
<二次公募> 平成27年6月4日(木)~平成27年6月25日(木)

以下は終了しました。
<一次公募> 平成27年2月27日(金)~平成27年3月27日(金)

4. 申請書類一式の提出方法

必要な提出書類は規程類・申請書等の作成要領の中にあります「補助金交付申請書・実績報告書 作成要領」を参照願います。

すべての提出書類は、正副各一通、並びに電子ファイル(PDF形式)をセンターに郵送または持参して下さい。

5. 申請書類の提出先

〒105-0001
東京都港区虎ノ門一丁目6番12号 大手町建物虎ノ門ビル2階
一般社団法人 次世代自動車振興センター
水素インフラ部

6. 補助金申請から補助金交付・財産管理までの流れ

※交付の正式決定は「交付決定通知書」による。
 なお、受領通知とは申請書に受領印を押印したもので、申請書記載の担当者にFAX等で通知する。

7. 補助金額の考え方

(1)補助金の補助上限額は、水素供給設備の水素供給能力等に応じて下記とします。
(2)補助金の申請額は、補助対象経費の2分の1と水素供給設備の水素供給能力等 に応じた補助上限額を比べて低い金額とします。ただし、移動式及びパッケージを含むものについては、補助対象経費と水素供給設備の水素供給能力等に応じた補助上限額を比べて低い金額とします。

●補助上限額表

水素供給設備の規模  水素供給能力
(Nm3/h) 
供給方式  補助率  補助上限額
(百万円) 
中規模 300以上 オンサイト方式(パッケージを含むもの) 定額  290
オンサイト方式(上記に該当しないもの) 1/2  290
オフサイト方式(パッケージを含むもの) 定額  250
オフサイト方式(上記に該当しないもの) 1/2  250
移動式 定額  250
小規模 100以上
300未満
オンサイト方式(パッケージを含むもの) 定額  220
オンサイト方式(上記に該当しないもの) 1/2  220
オフサイト方式(パッケージを含むもの) 定額  180
オフサイト方式(上記に該当しないもの) 1/2  180
移動式 定額  180
水素集中製造設備
(供給先水素供給設備1設備当たり、ただし10設備を上限とする)
1/2  60
液化水素対応設備 1/2  40
オンサイト方式 :水素製造装置を敷地内に有する
オフサイト方式 :水素製造装置を敷地内に有さない
移動式     :充填性能に直接関わる設備を1の架台に搭載し移動可能なもの
パッケージ   :主要設備を1又は2の筐体に内包した設備形態のもの
水素集中製造設備:供給先水素供給設備に、水素を集中的に製造及び供給する
液化水素対応設備:オフサイト方式設備のために液体水素を受け入れ供給する
水素供給能力  :燃料電池自動車等への平均的な水素充填能力