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普通充電設備

イラスト

家の駐車場にも設置できる
充電設備

本体価格が数万円ものや省スペースタイプなど、導入しやすいタイプも多い
普通充電設備。充電時間に4~8時間程度を要するため、
EVを長時間駐車する時間帯に充電するのが一般的。

※EV・PHVに搭載されている電池容量により、充電時間は大きく異なります

一般家庭の電気設備で設置可能な充電器

普通充電器は、一般家庭でも利用が可能な電力「交流単相200V」で充電します。
設備導入費用の負担が急速充電器に比べ比較的少なく、レストランやレジャー施設、旅館等、長時間の駐車が想定される場所や、自宅での充電に用いられる充電器です。
普通充電器は「スタンド」「壁掛け」「コンセントのみ」といったタイプに大別されます。
また特殊な機能を持った「V2H充放電機能付き充電器」「蓄電器内蔵型充電器」も市販されています。

スタンドタイプから壁掛けまで、種類豊富な普通充電設備

  • スタンドタイプ

    スタンドタイプ

    自立型の充電器です。認証や課金、デマンドコントロール(最大電力を制御して電気料金を節約すること)、1基で複数台充電等の機能を有した機種が市販されており、様々な施設に設置されています。

  • 壁掛けタイプ

    壁掛けタイプ

    壁面に設置するタイプの充電器です。自宅や事業所等の駐車場に、コンパクトに設置することが出来ます。
    防犯対策機能を付加した機種も市販されています。

  • EV用コンセント

    EV用コンセント

    EV用のコンセントのみを設置するタイプです。自宅や事業所といったプライベートな施設等で、最小限の工事での設置が可能です。EVを購入した場合、一般的に普通充電ケーブルが装備されていますが、この充電ケーブルを充電コンセントに差し込んで充電します。

  • 蓄電池付

    V2H”Vehicle to Home”

    EV等に搭載された走行用電池から、家庭などに電力を供給できる機能を持った充電器です。EV等の電池使って、家庭などの電力料金を低減することも可能です。さらに災害等による停電時には、EV等を家庭などの非常用電源として使うことができます。

  • V2H”Vehicle to Home”

    蓄電池付

    蓄電機能を付加した充電器です。充電以外に、内蔵された蓄電池使って、家庭などの電力料金を低減することも可能とした充電器です。さらに災害等による停電時には、内蔵した電池を家庭などの非常用電源として使うことが出来ます。

  • 普通充電器マーク

    普通充電器マーク

    普通充電器を設置している施設に掲げられています。月極駐車場、宿泊施設、商業施設など、長期滞在が予想される施設で多く見られます。

  • スタンドタイプ
  • 壁掛けタイプ
  • EV用コンセント
  • 蓄電池付
  • V2H”Vehicle to Home”
  • 普通充電器マーク

簡単な工事で戸建て住宅にも導入可能

簡単な工事で戸建て住宅にも導入可能

通常、普通充電用ケーブルは、車両に標準装備されています。EV用コンセントを家側に設置すれば、充電用ケーブルを接続し充電可能。出かける前に自宅で充電でき、わざわざガソリンスタンドへ行く必要もありません。ガソリン車はガソリンを入れるにはガソリンスタンドに行く必要がありますが、電気自動車は自宅で充電できますので、日々の走行距離によっては、充電スタンドに行く必要がありません。